他医院にて数年、不妊治療をしていましたが、なかなか赤ちゃんを授かり出産へと繋がらず(流産2回)、また、自分自身が治療している内容や状況がわからない、納得できないというか不安や心配に思うことがあり、木下先生のもとへと受診しました。”赤ちゃんを授かりたい”という思いとの反面、今までに自然1回、タイミング1回ずつで妊娠できた経験、体外受精という方法を選ぶことに対し、1つの選択肢とわかりつつ、いざ自分が…となるとすぐには受け入れられない。もし授かり産まれてきてくれた子はどう思うのだろう…等、不安もありましたが、先生の話をお聞きして、自分の身体の状況、これから先の家族としての未来図等を知り、考えることができ(治療の内容についても)、体外受精に挑戦してみようと夫婦で答えを出すことができました。

体外受精という方法は、少し前までは知ってはいるけれど、自分自身が赤ちゃんを授かるために行うことになるとは思っていなかったことで、妊娠し授かる赤ちゃんに将来辛い思いをさせないか、祖父母等周りの人に受け入れてもらえるか…等、体外受精に向けての治療を行うまでは不安だらけでしたが、先生の説明をお聞きして、納得して(夫婦共に)治療に向き合えたと思います。体外受精という方法での妊娠でしたが、今、お腹の中にいる赤ちゃんは私たち夫婦にとっては方法こそ普通とは異なる(自然に授かれた方とは)のかもしれないけれど、ただただ愛おしく、大切な命であり、方法は関係ないとこれからも思えるよう夫と一緒にこの命を大切にしていきたいと感じています。

やはり一番は赤ちゃんを授かれたことです。そして、自身の身体の状況、行っている治療の内容、どの方法が自分にとっては必要なのか等、一つひとつ知ることができ、質問もできて、納得して治療を安心し、先生のことを信頼して治療に日々向き合えることができたのは本当に良かったと思います。短い期間で妊娠へと繋がることができ、精神的にもとても良かったと思いますし、まずは、今授かっているこの命を一番に考え過ごしていますが、将来的に、2人目を授かることもできるだろうか…と不安や心配もありつつ、未来のことを考えることができる、考えてみようと思える状況になれることは(まだまだ家庭のことや経済面のことなど考えなくてはならないこともありますが)とてもありがたく、幸せなことと思います。